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macOSアプリ開発は、「使用言語はSwift」「IDEはXcode」「標準フレームワークの多くがiOSと共通」と、iOSアプリ開発と共通点が多いため、iOSエンジニアにとっては比較的とっつきやすいはずです。・・・が、「UIKitではなくAppKitだし、なんだかんだと色んな点で違っていてめんどくさそう」という気がして**興味はあるけど未だ手付かず**という方も多いのではないでしょうか。 そこで本書では、iOSエンジニアの視点から「これ、macOSではどうやるの?」という事項を集めてまとめてみました。各項の解説は「iOSエンジニアに伝われば十分」という観点で非常に簡潔に書いてあるので、本書をパラパラと眺めてみるだけでも「違いといってもこんなもんか。簡単そうだからやってみよう。」という気分になるはずです。本書が最初の一歩の後押しになると幸いです。 (電子書籍)全46ページ。macOS Mojave 10.14, Xcode 10.2, Swift 5.0対応。
目次
はじめに 第1章 基礎の基礎 1.1 プロジェクト作成 1.2 座標系 1.3 ビューの背景色 1.4 Interface Builder 第2章 基本 UI コンポーネント 2.1 ボタン 2.2 画像表示 2.3 ラベル 2.4 テーブル 2.5 アラート 第3章 アニメーション 3.1 ビューのアニメーション 3.2 アニメーション速度を変更する 3.3 Auto Layoutのアニメーション 第4章 画面遷移 4.1 標準セグエ 4.2 同じウィンドウ内で画面遷移させる 4.3 遷移アニメーションを自作する 第5章 その他iOSと手順が違う点 5.1 カスタムフォントを利用する 5.2 subviewの順序を変える 5.3 マウスクリックイベントをハンドルする 5.4 カスタムセルを作成する 5.5 xibからのビューを作成する 5.6 画面サイズとウィンドウサイズ 5.7 クロスプラットフォーム 第6章 macOS独自の機能 6.1 ファイルを開く 6.2 メニューを追加する 6.3 コンテキストメニューを追加する 6.4 ステータスバー常駐アプリケーションを作成する 6.5 起動中のアプリケーションのリストを取得する 6.6 他のアプリケーションを操作する 第7章 Cocoa Bindings
著者プロフィール
京都大学にて電気電子工学、京都大学大学院にて信号処理を学び、NTTデータにて音声処理、キヤノンにて画像処理を専門として研究開発に従事。カヤックにてiOSアプリ開発者としてフルスクラッチで30本以上のアプリを開発しリリースする。その後シリコンバレーの500Startupsのインキュベーションプログラムに参画。現在はサンフランシスコのFyusion社にてシニア・プリンシパルエンジニアとしてH-1Bビザで籍を置きつつ、同時に日本ではフリーランスとして活動中。オープンソース活動も積極的に行い、GitHubの累計スター数は23,000超。 著書 - 『Depth in Depth - iOSデプス詳解』(個人出版/2019) - 『実践ARKit』(個人出版/2018-2019) - 『iOS 12 Programming』(PEAKS/2018) - 『Metal入門』(個人出版/2018-2019) - 『iOS 11 Programming』(PEAKS/2017) - 『iOS×BLE Core Bluetoothプログラミング』(ソシム/2015年) - 『iOSアプリ開発 達人のレシピ100』(秀和システム/2013年)